2007年12月06日
私見7。シリンジ
こんばんは
作品がまだ完成してないので代わりにシリンジの話を。
シリンジを何度か使った事がある人はわかると思いますが、シリンジは・・・
作品がまだ完成してないので代わりにシリンジの話を。
シリンジを何度か使った事がある人はわかると思いますが、シリンジは・・・
1.思ったように出てくれない。
2.予想以上に硬くて出にくい(力が必要)。
自分が使った時はそう感じました。
シリンジタイプとして売っている物はまだマシなほうで、カラになったシリンジに自分で粘土詰めて出す場合はもっと大変になります。自分も久しぶりにやって指が痛くなりました。
自分で粘土を詰めてシリンジを使う時は粘土の固さに注意して下さい。
シリンジタイプに入ってる粘土は通常の銀粘土より軟らかく配合されていますので、いつも以上に軟らかくしないと出すだけで大変になります。
本にはシリンジを出す大変さは載ってない(載せられない?)ので初めて試した方は予想以上の扱いにくさで、それきり使わなくなった人もいると思います。
そんな方へ自分が勧めるのは、
1.ノズルを挿さない
2.ノズルを加工する
3.他の粘土用の道具を使う
この3つです。
シリンジタイプとして売っている物を買うと緑のノズルがついている(緑.青.灰色の3本つきのもあり)と思います。まずはノズルを挿さずにそのまま出してみてどれ位の力で出るか試し、それから挿した方がいいと思います(ノズル挿さずに出した太さでいいのなら挿す理由が無い)。
2のノズルを加工する方法は本にも載っていると思いますが、加工の仕方次第でシリンジで出しただけでいいテクスチャになる上に、「加工≒出口が広くなる」という事なんで一石二鳥です。
3の方法ですが、自分は粘土で人形の髪とかを作る時に使う道具を使ってます。問題は元々銀粘土の道具ではないのでどうしても大きい物(元々の使う量が違う為?)になってしまう所でしょうか?そこら辺は近くのお店で探してみましょう。
この3つの内どれかを使えば「出す」事は大分マシになるハズです。そこからさらに「自分が思ったように出す」のは、もっと大変(形によりますが)ですが、とりあえず出てしまえば後は出したのをピンセットやスパチュラで配置すればいいので何とかなります。
シリンジのノズルを加工して作る作品はとても「粘土銀らしい」作品になる(と思う)ので、使わないのは惜しい道具だと思いますので、一度諦めた方ももう一度試して成功させて欲しい。そう思います。
では次回
Posted by W at 05:05│Comments(0)