私見9。銅線

W

2008年02月07日 05:30

こんばんは。
最近作品の製作中だと食欲が引っ込んで食費が少し浮きます。

作品はまだ出来てませんので、作品に銅線を使う時の注意等を。

自分の作品をよく見てもらえばわかると思いますが、銅線や真鍮線がよく出てきます。理由は、
1.安上がり
2.頑丈になる
3.色合い
です。
2は詳しく実験した訳ではありませんが恐らくは間違いではないと思います。けど銀粘土の密度を考えると「多少はマシになる」位でしょうかね?3は人それぞれなのでなんとも言えませんが、銅の赤色も真鍮の黄色も自分は好きです。けどなんといっても、1の理由が大きいです。直径2㍉で1㍍¥200位で売ってる所もあるので大助かりです。使い方次第では材料費¥500位で16号のリング一個出来ます。機会があれば作って載せます。ただそうして作ったリングは銀粘土「で作った」になるのか「を使った」になるのかは皆様の判断にお任せします。

難点を挙げるとすると、
1.縮小率の関係上2度3度焼く必要がある。
2.加工が多少難しくなる
位でしょうか?

1は銅線や真鍮線やリボン線が焼成しても縮小しないので避けられない問題だと思って下さい。逆に言えば縮小しないのでリングの芯にしてしまえば縮小後のサイズ計算を考える必要が無いという考えも出来ます。
2は銀粘土が縮小からヒビが出来るので、主にそのヒビを埋める作業です。縮小するために細かい文様や名前などを彫った場合、彫った場所からヒビになる事もあるので、なるべく避けるか別々に焼成した後にもう一度焼くことになります。ヒビを埋める作業は金属用ヤスリやリューターが必要になると思います。金属用ヤスリが自分が買ったのが5本セットで¥1500~2000位。リューターは自分が初めて買ったのが¥3000位のガラス加工の物です。それで平気でした。不安なら¥5000位の金属用ので十分かと。高いと思いますが、「銅や真鍮を使って粘土代を押さえたり作品の幅を広げる」と「金属ヤスリとリューター代」を天秤にかけて自分が気に入った方を選んで下さい。もし何人かで一緒に作ってる人たちなら割り勘ででも買うのをオススメです。

では次回